調剤薬局事務の資格の種類はどんなものがある?

調剤薬局事務の資格は国家資格ではなく、民間の団体や協会が認定を行っている認定資格になります。このため、いくつかの団体が資格の認定を行っていますので、あらかじめ「どの資格を取得するのか」を考えておかなければなりません。

 

どんな資格の種類があるのかについて、記述をしてみましょう。

 

調剤事務管理士(JSMA・技能認定振興協会)

調剤薬局事務の資格といって一番有名なのがこの「調剤事務管理士」でしょう。

 

奇数の月に試験が実施されますので、年に6回の資格取得のチャンスがあります。このため、非常に受験しやすい資格ですね。受験資格もないので、どんな人でも受験可能です。

 

試験内容は以下のとおり。

 

【学科】
マークシート10問
●法規(医療保険制度、、公費負担医療など)
●保険請求事務(調剤報酬点数などについて)
●薬に関する基礎知識

 

【実技】
レセプトの点検→1問
レセプトの作成→2問
※合格率は60パーセントほど。

 

医療保険調剤報酬事務士(医療保険学院)

月に一度、試験を受けることができる資格試験が「医療保険調剤報酬事務士」です。

 

試験の受け方としては以下のとおり。

 

1.まず、医療保険学院が開講している調剤薬局事務の講座を受講する
2.その後、中間テストを受ける
3.3回の中間テストに合格後→医療保険調剤事務士の試験を受けられるようになる

 

つまり、まずは「講座を受けることが必須となっている資格」です。

 

自宅で受けることができる試験でもあるので、「試験会場まで行くことが難しい」というひとでも大丈夫。答案用紙は郵送して採点をしてもらうというシステムになります。

 

合格のためには9割の正解が必要になるそうですが、なんといっても自宅で受けることが可能な試験ですので、受けやすい試験であることは確実です。

 

受験料は初回のみ無料、2回目から4000円のお値段になります。

 

調剤報酬請求事務技能認定(日本医療教育財団)

資料持ち込みOKの試験がこちら、「調剤報酬請求事務技能認定」。日本医療教育財団が認定した機関で行われているカリキュラムを受講→修了試験に合格、という流れで資格取得をすることが可能になります。

 

出題形式は以下の通りです。

 

【筆記】
●医療保険制度
●高齢者医療制度
●公費負担医療制度
●医事法規一般
●薬学一般
●保険薬局業務

 

以上の中から25問が出題。

 

【実技試験】
・調剤報酬明細書を実際に作る
・調剤報酬明細書を点検すること

 

※すべて80分以内で回答することが必要です
※9割正解で合格。

 

この様にいくつかの資格がありますので、自分で受けやすいと思ったものを選びましょう。中には自宅で受けることができるものもありますので、「受験をしに行く時間がない」という人はこういった資格を選ばれるといいかもしれませんね。