調剤薬局事務|計量混合加算とは?

私たちが普段飲んでいるお薬にも、実はいろいろな計算の基で処方されているものなのです。

 

計算と言えば、特に費用面を算出する上で計算が行われているのです。

 

お薬の価格は、単純にかかった費用だけが添加されているわけではないのです。

 

原価よりも実際には費用がかかるケースも多々見られます。

 

そのお薬代を決めるキーとなるのが、計量混合加算という考え方です。

 

初心者には聞きなれない名称であると思いますが、調剤薬局事務としては重要なフレーズになります。

 

そこで今回は、お薬代に大きく影響する計量混合加算の考え方について紹介してまいります。

 

計量混合加算とは?

計量混合加算とはどんなものなのかについて紹介します。

 

通常は、ひとつの成分だけのお薬を処方することはほとんど無く、2種類以上の薬剤を処方することになります。

 

そんな時に、2種類以上の薬剤を計量して混合し、内服薬または屯服薬、外用薬を調剤した場合に計量混合加算と言うものが行われます。

 

ここで言う2種類以上の薬剤とは、液剤、散剤若しくは顆粒剤又は軟・硬膏剤に限定されるので注意が必要です。

 

具体的には、所定点数に1調剤につきそれぞれ以下の点数を加算することになります。

 

液剤の場合:35点(7点)
散剤または顆粒剤の場合:45点(9点)
軟・硬膏剤の場合:80点(16点)

 

かっこの中の点数は、予製剤の場合の点数になります。

 

通常の1/5にに相当する点数であることが判っていただけるかと思います。

 

自家製剤と計量混合との違いとは?

似たようなジャンルに、自家製剤というものがあるのですが、では計量混合とは何が違うのでしょうか?

 

自家製剤とは、異なる物質同士を組み合わせたものになります。

 

逆に、同じ物質同士を組み合わせる場合は計量混合と呼びます。

 

一番わかりやすい例で言いますと、薬には液状のものと粉上のものがあります。

 

同じ物質(液-液、粉-粉)同士の組み合わせになると、これは自家製剤となります。

 

逆に粉-液や液-粉の場合は、計量混合となるのです。

 

但し、まぎらわしいのがドライシロップであり、ドライシロップと液を組み合わせても計量混合になります。

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